MLB：ソン・ミンギュ「僕は福留じゃありません」

　「ファンにサインをお願いされたら、『僕は福留じゃないですよ』と先に言ってます」

　昨年12月、シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ
ソン・ミンギュ外野手が、笑うことも泣くこともできないハプニングに遭遇したことを打ち明けた。
アリゾナ州メイサ・ピッチパークで練習後、
グラウンドの入り口に立っているファンらにサイン攻めにあったとのこと。

　大邱商高（現サンウォン高）－弘益大と進んだソン・ミンギュは、
ニュージーランドと米国を経て、昨年KIAに入団した。
2軍の南部リーグに31試合出場、打率.263、15安打、9得点で昨季終了後に自由契約となった。


　ところでソン・ミンギュがサイン攻めに遭った理由は、ファンらが昨オフメジャー入りした
元中日の福留孝介外野手と勘違いしたため。
1999年中日に入団した福留は、9年間通算で打率.305、192本塁打、647打点をマーク。
昨オフ巨人のオファーを蹴り、4年4800万ドル（約51億円）でカブスと契約した。


　ファンからサインをお願いされるたびに「僕は福留じゃないですよ」と答えているソン・ミンギュ。
併せて「サインをお願いするファンのうち半数は『すみません』と言い、
残りの半数はマイナーリーグの選手だと知っていてサインをもらっていく」と話した。


http://www.chosunonline.com/article/20080215000021