さすが、「空気を読む」ことにかけては天才的だ。最近、ちょっと話題がないと思ったら、
ドカンとやってくれました。今度は「元カノに復縁プロポーズ」だという。
3年前に破局したモデル・長谷川理恵(34)について、発売中の「週刊女性」で、最近ヨリを
戻したこと、今年中には結婚したいと思っていることなどを語り、「春までにプロポーズ宣言」
までやらかした。
これでまたまたバラエティーでイジられ倒されるのは目に見えている。なにしろ、2人の仲は
例の「不倫は文化」発言でスタートし、元妻の松原千明から長谷川が石田を「略奪愛」。新居予定
の土地を購入したところで、長谷川に「新恋人」が発覚し、石田はポイ捨て。ところが、
その新恋人が不慮の死を遂げたあたりから、またまた石田の周辺に長谷川の姿が見え隠れ
してきていた。あまりに“寛大”というか、女々しいというか、バラエティー関係者にしてみれば、
突っ込みどころ満載だ。
もっとも、石田という男、元来がこういう人らしい。トレンディードラマで売り出し、素足に革靴、
肩にカーディガンを羽織った“純一巻き”などからノーテンキな遊び人に見られがちだが、実は
「いい人」エピソードにはコト欠かない。
どんなに嫌な質問でも、きちんと立ち止まって対応してくれるから、芸能リポーターの誰からも
好かれている。信号待ちで歩行者に発見されると、見ず知らずの人でも軽く会釈してしまう。
母親の密葬で会見の予定はなかったのに、集まっている報道陣のために、わざわざ車の窓を
開けて挨拶してしまった――。
だいたい、石田の“代名詞”になっている「不倫は文化」の名ゼリフも本当は「昔の文化や芸術の
中には、不倫から生まれたものもある」と言ったに過ぎない。それを曲解され、周囲からから
かわれてもニヤニヤするばかりだから、寛大さには脱帽だ。
長谷川もそろそろ年貢を納めたらどうなのか。「石田と復縁」ならマスコミの話題が集中するのは
確実。もう「野菜ソムリエ」だの「シティーマラソン」だの話題づくりのためにアチコチちょっかいを
出す必要もなくなる。
【2008年1月25日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/28gendainet07024457/
PR