「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスが、米TVガイド誌のインタビューに
答え、今後ルーカスフィルムが制作する「スター・ウォーズ」の2つのTVシリーズ企画について
全貌を語った。
現在制作中のTVアニメ番組「スター・ウォーズ クローン大戦」のアップデート版となる3D
アニメ「Star Wars: The Clone Wars」は、「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/
シスの復讐」の間を描き、バトルシーン満載の戦争アニメとなる。1話当たり22分のエピソード
全100話からなるTVシリーズだが、現在まで40話が完成済みで、第1話の放送開始までに
全話を完成させる予定。なお、08年秋の放送開始を目指しており、どの放送局にするか
選んでいる最中だとか。ルーカスは子供がよく見る土曜日の朝ではなく、夜9時からの大人
向けの時間帯にしたいと考えている模様。
また、アニメ版と同時進行で制作準備中の実写版(タイトル未定)についても、今から1カ月
以内に脚本を執筆する予定だという。こちらは「エピソード3/シスの復讐」と「エピソード4/
新たなる希望」の間を描き、映画版に出てきたサブキャラクターも何人か登場する予定。
ルーカスの構想によれば、この時代には「4」同様に皇帝とダース・ベイダーは健在で、
人々は彼らのことを口にするが、彼らはドラマを演じない。またストームトゥルーパーたちは
登場するが、ジェダイは登場しないという。ルーカスは、同シリーズでこれまで描かれなかった
「スター・ウォーズ」ユニバースの一部を描くことが出来ることに興奮している、と抱負を述べている。
またルーカスは同記事で、「LOST」と「HEROES/ヒーローズ」が最近のお気に入りTVシリーズ
だと語った。
なお、同誌では、貴重なルーカスのインタビュー第1部として、製作総指揮を務める「インディ・
ジョーンズ4(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)」について、惜しくもリタイア
宣言し、父ヘンリー・ジョーンズ博士役として出演しなかったショーン・コネリーの話など、興味
深い裏話を披露している。
eiga.com
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