ビール瓶に金属バット!親方立件へ…時津風部屋暴行
9月27日8時1分配信 スポーツ報知
大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17歳)=本名・斉藤俊(たかし)さん=が
6月に愛知県犬山市でけいこ後に急死した問題で、時津風親方(元小結・双津竜、57)と
部屋の兄弟子数人が、金属バットやビール瓶で暴行を加えていたことが26日、
愛知県警の調べで分かった。県警捜査1課と犬山署は立件する方針で、
傷害致死や傷害容疑の適用を検討している。立件されれば大相撲史上初。
時津風親方の引責辞任は避けられない見通しで、朝青龍問題で揺れる相撲界に新たな衝撃となった。
愛知県警などの調べによると、事件が起こったのは名古屋場所前の6月26日午前11時ごろ。
今年5月に入門した斉藤さんが部屋を抜け出すなどの行為があり、死亡前日の25日に
犬山市内の時津風部屋宿舎に連れ戻された。その際、時津風親方がビール瓶で殴り、
兄デシらに「かわいがってやれ」と暴行を指示。斉藤さんは、死亡当日の26日に、
けいこ場で力士3、4人と、約30分もの長時間にわたるぶつかりげいこを強いられ、
倒れても兄デシから蹴るなどの暴行が加えられた。この間に兄デシの一人が
金属バットを持ち出して殴ったという。斉藤さんは同日午後2時10分ごろ搬送先の病院で死亡した。
時津風親方は6月28日に記者会見し、あくまで角界の伝統である若い力士を育てるための
「かわいがり」であるとし、制裁目的の暴行を否定。「ぶつかりげいこの直後に息が荒くなった。
申し訳ないとしか言えない」などと話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000036-sph-spo
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