10日(木)にフォース・インディアから2008年のドライバーとして発表されたジャンカルロ・
フィジケラ(元ルノー)は、ルノーには失望したと語っている。
イタリア人のフィジケラはF1で3勝を記録しているが、そのうち2勝はルノーで挙げたものであ
る。ルノーには3年連続で在籍し、前身であるベネトンにも4年在籍していたフィジケラは、ル
ノーが勝てるクルマを用意するという約束を果たさなかったと語っているのだ。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』からルノーに失望しているか聞か
れた34歳のフィジケラは次のように答えている。
「してるよ。とてもね。何年も一緒にいたんだからさ」
「彼らが約束した勝てるクルマを手にすることはなかったよ」と語るフィジケラは2005年と200
6年には、タイトルを獲得したフェルナンド・アロンソのチームメートであった。
また、昨シーズンは最後尾の常連であったスパイカーの2007年マシンを初めてテストした時に
驚いたとフィジケラは語っている。
「(ルノーの)R27とすごく似ていたんだよ。空力のグリップは足りなかったけどね」
「風洞を使っての大きな改良が必要なのは確かだけど、基本的にはいいよ。ルノーと同じよう
にね」とフィジケラはF1の公式ウェブサイトで語った。
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