今後もトヨタのドライバーであり続けるのかどうかとうわさされているラルフ・シューマッハだが、
本日1日(月)、ラルフ本人が今シーズンいっぱいでのトヨタ離脱を発表した。
ラルフは以下のように、自らのウェブサイトで声明文を発表している。
ラルフは2008年にトヨタでレースを戦わない。「ここまでの3年間トヨタのドライバーとして
活動してきたが、新しいチャレンジを選択することにした」と、ラルフは1日(月)に、次戦
中国GPが開催される舞台となる上海で発言した。
「僕は高い期待を持ってトヨタに加入した。僕は新しいレーシングカーに乗って開発を行い、
エキサイティングな挑戦を行うことを期待していた。また、僕はF1にステップアップする前に
日本で暮らしていた時期もあり、日本のスタイルを学ぶこともできていた。それに、日本人
特有の考え方などにも慣れていたんだ。しかし、競争力のあるマシンを手にすることはまだ
できていない」
またラルフは「トヨタは素晴らしく、興味深い経験となった。特にチームやエンジニアたち、
そしてメカニックたちとの関係性がね。しかし、今は新しいチャレンジに目を向けるべき時
なんだ」とコメントしている。
2007年シーズンいっぱいでトヨタを離れるという決断を下したが、ラルフは残りの2レースで
トヨタとともにポイント獲得することを狙っている。
「上海とサンパウロでレースをするためのモチベーションはとても高いよ。僕はできる限り、
そうベストを尽くしてシーズンを終えたいんだ。トヨタと一緒にね」
またラルフは、これまで共に戦ってきたトヨタの社員やチームの今後の活躍を祈っている。
ラルフは過去3年にわたってたくさんのエネルギーや情熱という名のサポートを受けてきた。
2008年はどのチームに移籍することを考えているのかと問われたラルフは、「今後数週間の
うちに、いくつかのチームと話し合いをする予定だ。シーズンが終わってから、今後に対する
決定を発表するよ。今の僕にとって、マシン開発にできるだけ携わり成功をおさめるチャンスを
手にするということのほうが、お金の問題よりも重要なんだ」と語っている。
http://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/071001163127.shtml
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