日本ハンドボール協会の渡辺佳英会長は28日夜、東京都内で会見し、五輪再予選を実施した
日本がアジア連盟(AHF)から資格停止などの処分を受けた場合には「国際連盟(IHF)に
『アジア連盟の東西再編を考えるべきだ』と言わざるをえない」との姿勢を示した。
同日にクウェート市でのAHF理事会から帰国した渡辺会長は、29、30日の再予選を
「予定通りに行う」と改めて明言。AHFが「再予選は規則に従っていないので処分する」と
批判したことも「我々はIHFから再試合を指示された」と反論して、処分には従わない考えを強調した。
そのうえでAHFをアラブ地域と分けた連盟に再編する案を「対立することで現実的になってきた。
IHFにも理解してくれると思う」と述べた。ただ、他競技もアラブ地域を含めた「アジア」で組織しており、
IHFだけでなく国際的にも理解が得られるかは微妙な内容。むしろ、渡辺会長自身が
「ケンカになっている」と認めるように、混迷が深まってきた。
http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20080129k0000m050160000c.html
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