長崎市の長崎総科大は十日、元国見高サッカー部総監督の小嶺忠敏氏(62)を
教授に招へいすると発表した。小嶺氏は「長崎県で生まれ育った人間として、
最後の人生で子どもの教育、長崎県の活性化への手伝いをしたい」と抱負。
小嶺氏は十一月一日付で教授に就任する。
小嶺氏は本県、日本サッカー界の発展に貢献。現在、県サッカー協会会長、
V・ファーレン長崎代表取締役社長などを務める。七月の参院選長崎選挙区に
自民党公認で出馬し、落選した。
同市大黒町のホテルニュー長崎であった記者会見で、同大の行徳威夫理事長が
「学校の社会的責任、学園都市の将来を考え、小嶺先生の人生哲学を役立てたい」、
林一馬学長が「社会人として生き抜く学生を育ててほしい。地域と連携した大学を
模索し、東長崎地区を盛り上げていきたい」と依頼の理由を語った。
小嶺氏は今後、政治活動はしないことを明らかにし、「教育、サッカーに集中したい。
選挙は人間が見える。勉強になった」と語った。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2007101003.shtml
PR