イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)のアドリアーノ・ガッリアーニ
(Adriano Galliani)副会長が、不正会計を巡り24日に裁判所に召喚されて
いたことが明らかとなった。
イタリアのANSA通信は、検察がガッリアーニ副会長と同様の疑いでインテル
(Inter Milan)のリナルド・ジェルフィ(Rinaldo Ghelfi)副会長と
元ディレクターのマウロ・ガンバーロ(Mauro Gambaro)氏に召喚状を送った
と報じている。
両クラブは2003年から2005年にかけて収支を整えるために不正会計を行った
疑いがもたれているが、これに対しミランは24日に声明で「我々の会計に
間違いは無い」と発表して疑惑を否定し、ガッリアーニ副会長の無罪を主張
している。
ミランとインテルはイタリアサッカー協会(FIGC)がリーグ参加に必要とする
財政条件を満たすため、両チーム間で移籍する選手の価値を実際より水増し
して損失の一部を補填するなど収支を黒字化し、財務損失を隠蔽していた疑い
がもたれている。
AFP
http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/itary/2288439/2178501
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