文部科学省は国立競技場(東京・新宿)を初めて全面改修する方向で検討に入った。
老朽化への対応のほか、東京都が招致を目指す2016年夏季五輪でサッカー会場に
使うことを要請しており、国際大会の基準に合った仕様にリニューアルする。
1964年東京五輪の主会場になった日本スポーツの“聖地”が建設後半世紀ぶりに
生まれ変わることになりそうだ。
具体案としては、観客席の一部を可動にして、サッカーなどの試合では陸上トラックの
上までせり出し、専用スタジアムのように観戦しやすくする。トラックも国際大会で
使えるよう現在の8レーンから9レーンに拡大。現在の収容人員約5万人から
大幅に増やす改修は難しいものの、客席の3分の2を屋根で覆うことなども検討する。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071004AT1G0303P04102007.html
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